発達障害の息子と海外旅行なんて無理?それでもハワイを諦めきれない理由

長男ひなたの障がい

発達障害のある子どもとの外出。

多くの人が想像するよりも、ずっと大変なものです。
我が家の場合、海外旅行どころか
スーパーに行くだけでも一大イベント。
車から降りられない。
突然の癇癪。
店内での奇声。
思い通りにいかないとパニック。
周りの視線を感じながら、
必死に子どもを抱きかかえて外に出る。
そんな日も、何度もありました。
正直に言うと、
「もう外出なんてしたくない」
そう思ったこともあります。
それでも、
私の中にはどうしても諦めきれない夢があります。
それは
息子と一緒にハワイへ行くこと。
「発達障害の子どもと海外旅行なんて無理じゃない?」
そう思う人も多いと思います。
実際、私自身もそう思ったことがあります。
それでも私は、
この夢を手放したくありません。
今日は、
発達障害の息子との日常と
それでもハワイを目指したいと思う理由を
同じように悩んでいるママに向けて
正直に書いてみようと思います。

発達障害の子どもとの外出は想像以上に大変。スーパーに行くだけでも一苦労

まず、車から降りるところから始まります。
気分が乗らない日は
車から降りようとしない。
無理に降ろそうとすると、すぐに癇癪になります。
癇癪がエスカレートすると
パニックになり、頭を打ちつける自傷行為に繋がることもあります。
なんとか気持ちを切り替えて
スーパーに入れたとしても安心はできません。
買い物の途中で崩れてしまうことも多いからです。
例えばこんなことが起きます。
・生鮮食品をベタベタ触る
・チョコやジュースなど欲しいものを強く要求する
・買い物カートの車輪を見たくて這いつくばる
・他人のカートまで止めてしまう
・奇声をあげる
・手をつないで歩けない
・突然走り出す
・唾を吐く
・商品を開けようとする
そのたびに私は止めます。
すると
怒る
奇声
床に大の字
パニック
自傷行為
という、カオスな展開になることもありました。
周囲の視線に心が折れそうになることもある。
そして一番つらいのが
周りの視線です。
「しつけがなってない」
「親は何してるの?」
そう思われているんじゃないかと
勝手に想像してしまうこともあります。
実際に感じる視線もさまざまでした。
・迷惑そうな視線
・不快そうな視線
・興味津々の視線
・あわれむ視線
・大変そうだねと心配してくれる視線
すべての視線を感じてしまいます。
言葉にできないくらい
心が折れることもありました。
結局、途中で買い物を諦めて
帰ることも多かったです。
ある日、癇癪で必死に抵抗するひなたの後頭部が
私の顔面に思いきり当たったことがありました。
その瞬間、口がざっくり切れて血が出ました。
血だらけになりながらも
それでも必死で抱きかかえて
なんとか車に乗せました。
車に乗った瞬間、私も泣きじゃくりながら
口を止血しつつ、ひなたをなだめました。
一生これが続くのかな?と、先が見えない未来に不安になって涙が止まらなった
あの時間は今でも忘れられません。
ちなみに我が家では、
新幹線で3時間の移動にも挑戦したことがあります。
発達障害の子どもとの長距離移動で
準備して本当に助かった持ち物はこちらにまとめています。

発達障害の子どもとの外食は簡単じゃない。

座っていられない・多動

外食も簡単ではありません。
まず、座っていられない。
多動の影響で
足をバタバタ動かします。
テーブルや椅子に当たって
大きな音が出ることもあります。
突然立ち上がったり
歩き回ったりすることもあります。

偏食や食事マナーの問題

息子は極度の偏食があります。
箸はまだ使えず
スプーンやフォークも上手に使えません。
ほとんど手づかみ食べです。
身体は大きいのに
やっていることは赤ちゃんのよう。
それも周りの目が気になってしまいます。
さらに、他のテーブルに行って
人の食事に触ろうとすることもあります。
もちろん私たちは
ゆっくり食事なんてできません。
また、食べられるものが少ないので
「持参した食べ物を食べさせてもいいですか?」
とお店の人にお願いすることもあります。
その一言を言うのも
少し勇気がいることです。

「海外旅行なんて無理かもしれない」と思った理由

普通の外出でも大変
そんな日々だったのでふと思いました。
ハワイどころか旅行すら無理じゃない?
普通の外出でもこんなに大変なのに。
旅行なんてできるのだろうか。
飛行機移動の不安
飛行機は長時間の密室空間。
途中で癇癪になったら?
走り回ったら?
奇声をあげたら?
周りの人に迷惑をかけてしまうかもしれない。
そもそも
国内旅行ですら難しいかもしれない。
何より
私のメンタルが持たないかもしれない。
そう思ったことも何度もあります。

それでもハワイを諦めきれない理由

それでも私には
忘れられない場所があります。
それがハワイです。
海の色。
広い空。
ゆったり流れる時間。
日本の忙しい空気とは違って
穏やかで、のんびりした空気。
現地の人たちも
人生を楽しんでいるように見えて
その空気がとても好きでした。
私にとってハワイは
癒しの場所です。
独身時代、
私の趣味は旅行でした。
いろんな場所に行って
いろんな景色を見てきました。
その気持ちは
今も変わりません。
だからこそ思います。
今度は家族で旅行したい。
息子と一緒に
同じ景色を見てみたい。

発達障害の子どもだからこそ経験させたいこと

もう一つ、
私がハワイを諦めきれない理由があります。
それは
息子にいろんな経験をさせてあげたい
という気持ちです。
発達障害の子どもを育てていると
「経験させたい」という思いが強くなります。
例えば
青い海を見せてあげたい。
さらさらの砂浜を歩かせてあげたい。
南国の空気や匂いを感じてほしい。
日本とは違う景色を見て
何か感じてくれるかもしれない。
ひなたは
日本語よりも数字や英語が好きなところがあります。
英語の看板や文字を見て
興味を持ってくれるかもしれない。
言葉でうまく表現できない分
五感でいろんな刺激を感じてほしい。
そんなふうに思っています。
無理かもしれない。でも夢は持っていたい
ハワイ旅行は
まだまだ現実的ではないかもしれません。
でも私は
夢を持っていたいと思っています。
今すぐじゃなくてもいい。
数年後でもいい。
すべてを諦めて
疲れて、ふさぎ込んでしまう日々よりも
小さくても
希望を持っている方が前を向いていられる気がするんです。
ひなたにとっても、私にとっても
世界は広いということを
心のどこかで感じていたい。
今はまだ
準備の段階です。
少しずつ情報を集めながら
できることから進めていこうと思っています。
発達障害児とのハワイ旅行で悩んだ「宿泊先」
そんな私がハワイ旅行を考える中で
一番悩んだのが宿泊先でした。
ホテルにするのか
コンドミニアムにするのか。
発達障害のある子どもとの旅行では
この選択がとても重要だと感じました。
そして最終的に
我が家はコンドミニアムを選ぶことにしました。
その理由はこちらの記事で詳しく書いています。

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