発達障害の子どもと飛行機は大丈夫?不安な理由と事前準備を解説【自閉症児ママの体験】
発達障害のある子どもとの飛行機旅行。
「長時間座っていられるかな?」
「途中でパニックになったらどうしよう……」
「周りの人に迷惑をかけないかな?」
初めて飛行機に乗る予定があると、不安になりますよね。
私も、自閉スペクトラム症(ASD)と知的障害のある息子「ひなた」と、いつか家族でハワイ旅行へ行くことを目標にしています。
しかし、飛行機は新幹線よりも長時間。途中で降りることもできません。
だからこそ、今のうちから少しずつ準備を進めています。
この記事では、わが家の経験と調べた情報をもとに、
- 飛行機が大変と言われる理由
- 旅行前に準備しておきたいこと
- わが家が実際に考えている対策
を分かりやすく紹介します。
この記事はこんな方におすすめです
✔ 自閉スペクトラム症(ASD)や知的障害のある未就学のお子さんがいる方
✔ 初めて飛行機に乗る予定がある方
✔ 感覚過敏やパニックが心配な方
✔ 少しでも安心して旅行を楽しみたい方
この記事について
発達障害の特性や困りごとは、お子さんによって大きく異なります。
この記事は、まだ飛行機に乗る前の準備段階で感じた不安や、実際に調べた情報、そして新幹線での長距離移動の経験をもとにまとめています。
飛行機に実際に搭乗した後は、体験談を追記して随時更新していく予定です。
発達障害の子どもに飛行機が大変と言われる4つの理由
飛行機は、多くの子どもにとって非日常の空間です。
特に発達障害のある子どもは、普段と違う環境や刺激に戸惑いやすく、不安やパニックにつながることもあります。
わが家もまだ飛行機には乗っていませんが、いつか挑戦する日に向けて、「どんなことが大変なのか」を調べながら準備を進めています。
飛行機で不安になりやすい理由は、主に次の4つです。
- 感覚過敏(音・気圧・人の多さ)
- 長時間座って過ごす必要がある
- 環境の変化が多い
- パニックになっても途中で降りられない
それぞれ詳しく紹介します。
感覚過敏(音・気圧・人の多さ)
発達障害の子どもの中には、音・光・触覚などに敏感な「感覚過敏」がある子もいます。
飛行機では、
- 離陸・着陸時の大きなエンジン音
- 機内に響く低い音
- 気圧の変化による耳の違和感
- 多くの人が集まる空間
など、普段より刺激が多くなります。
わが家の場合
ひなたも感覚過敏があります。
例えば、
- シャカシャカした服が苦手
- モコモコ素材を嫌がる
- 強い光が苦手
など、日常生活でも刺激に敏感な場面があります。
飛行機の気圧はまだ経験していませんが、
「耳は痛くならないかな」
「エンジン音は大丈夫かな」
と今から少し心配しています。
だからこそ、イヤーマフなども候補に入れながら準備を考えています。
長時間座って過ごす必要がある
飛行機で大きなハードルになるのが、長時間座り続けることです。
例えばハワイ便なら、
- 行き:約6〜7時間
- 帰り:約8〜9時間
機内で過ごすことになります。
シートベルト着用中は自由に歩けない時間もあるため、
- 飽きてしまう
- 体を動かしたくなる
- 座ること自体が苦痛になる
という子も少なくありません。
わが家が意識していること
わが家では、新幹線での長距離移動を何度も経験してきました。
その中で感じたのは、
「眠れる時間を作れるか」
が大きなポイントだということです。
飛行機でも、生活リズムや便の時間帯を工夫できれば、少しでも負担を減らせるのではないかと考えています。
環境の変化が多い
飛行機は、普段とはまったく違う環境です。
- 空港
- 保安検査
- 搭乗
- 離陸
- 機内
- 着陸
次々と環境が変わります。
大人でも緊張する場面なので、発達障害のある子どもにとっては、さらに大きな刺激になることがあります。
わが家の場合
私自身も飛行機は少し苦手です。
実は高所恐怖症なので、離陸の瞬間は今でも少し緊張します。
親が緊張すると、その雰囲気が子どもにも伝わることがあります。
だからこそ、親自身も飛行機の流れをイメージしながら準備しておくことが大切だと感じています。
パニックが起きても途中で降りられない
私が一番心配しているのが、この点です。
新幹線なら、
- デッキへ移動する
- 次の駅で降りる
という選択肢があります。
しかし飛行機では、それができません。
もしパニックになってしまっても、基本的には目的地まで乗り続ける必要があります。
だからこそ、
「パニックにならないようにする準備」
がとても大切だと考えています。
わが家でも、環境が大きく変わると落ち着かなくなることがあります。
そのため、
「飛行機に乗る前にできる準備をできるだけしておこう」
という気持ちで、少しずつ情報を集めています。
飛行機に乗る前に準備しておきたいこと
飛行機では、その場でできることに限りがあります。
だからこそ、旅行前の準備がとても重要です。
わが家が特に大切だと考えているのは、次の4つです。
- お菓子や飲み物
- お気に入りのおもちゃ
- タブレットや動画
- 見通しを伝えること
ここからは、それぞれ詳しく紹介します。
お菓子や飲み物は機内持ち込みルールを確認しておく
機内で子どもを落ち着かせるために、お菓子や飲み物を準備しておくご家庭も多いと思います。
ただし、飛行機では手荷物の持ち込みルールが決められています。
特に国際線では、100mlを超える液体は機内へ持ち込めないなどの制限があります。
知らずに準備してしまうと、保安検査で処分しなければならないこともあるため、事前に確認しておくと安心です。
わが家も利用する航空会社が決まったら、ANAやJALなどの公式サイトで持ち込みルールを確認する予定です。
お気に入りのおもちゃを準備する
長時間の移動では、子どもが安心できるお気に入りのおもちゃがあると心強いですよね。
選ぶときは、
- 音が出にくいもの
- 軽くて持ち運びやすいもの
- 飛行機の座席でも遊びやすいもの
がおすすめです。
わが家の場合
ひなたは数字が大好きで、最近はストローや毛糸を使って数字を作る遊びに夢中です。
かさばらず荷物にもならないので、飛行機でも活躍してくれそうだなと考えています。
旅行直前の「今一番ハマっているもの」を観察して準備することも、大切なポイントだと思っています。
タブレットや動画を準備する
長時間座って過ごす飛行機では、タブレットや動画が役立つ場面も多いと言われています。
好きな動画やアニメは、慣れない環境でも安心材料になってくれることがあります。
例えば、
- 好きなアニメをダウンロードしておく
- YouTube Premiumでオフライン再生できるようにする
- よく遊ぶゲームを準備しておく
など、事前準備がおすすめです。
わが家の場合
新幹線での長距離移動でも、タブレットには何度も助けられました。
飛行機でも「動画は最後の切り札」になると思っているので、事前にしっかり準備しておく予定です。
見通しを伝えて安心感につなげる
発達障害のある子どもは、「次に何が起こるか分からない」ことに不安を感じる場合があります。
飛行機では、
- 空港へ行く
- 保安検査を受ける
- 飛行機に乗る
- しばらく座る
- 到着する
という流れを、事前に伝えておくと安心しやすいと言われています。
絵カードや写真を使って説明するのも一つの方法です。
わが家でも、外出前に予定を伝えることで落ち着くことがあるため、飛行機でも取り入れてみたいと思っています。
空港でできる4つの工夫
飛行機は、機内だけでなく空港での過ごし方もとても大切です。
時間に余裕を持って行動することで、親も子どもも気持ちに余裕が生まれます。
早めに空港へ到着する
わが家は、かなり早めに空港へ到着する予定です。
「早すぎるかな?」と思うくらいでも、子どもとの旅行ではちょうど良いこともあります。
癇癪や予定外の出来事があっても、時間に余裕があるだけで親の焦りは大きく減ります。
空いていそうな時間帯の便を選ぶ
旅行では「現地で長く遊びたい」と考えがちですが、
わが家では、子どもの負担を優先して便を選びたいと考えています。
人が少ない便なら、周囲への気持ちの負担も少し軽くなるかもしれません。
搭乗前にしっかり体を動かす
空港で体を動かしておくことも、大切な準備だと思っています。
例えば、
- キッズスペースで遊ぶ
- 展望デッキを散歩する
- 空港内を歩く
など、子どもが発散できる時間を作っておくことで、機内でも落ち着いて過ごしやすくなるかもしれません。
優先搭乗は子どもの様子を見て判断する
航空会社によっては優先搭乗を利用できます。
人が少ないうちにゆっくり座席へ向かえるメリットがありますが、
わが家では「早く乗ると、その分飽きる時間も長くなるかも」とも考えています。
お子さんの性格に合わせて選ぶのがおすすめです。
航空会社のサポートを活用しよう
実は、多くの航空会社では障害のある方やサポートが必要な方向けのサービスを用意しています。
例えば、
- 事前相談
- 優先搭乗
- 空港での案内
- 機内でのサポート
などがあります。
わが家なら必ず事前相談します
予約した時点で、
- 自閉スペクトラム症
- 知的障害があること
- 言葉でのやり取りが難しいこと
- パニックの可能性があること
などを伝えておく予定です。
事前に相談しておくだけでも、当日の安心感は大きく変わると思っています。
わが家は新幹線で長距離移動の練習をしました
飛行機に乗る前に、わが家では新幹線で何度も長距離移動を経験しました。
最初は、
「3時間も座っていられるかな……」
と、とても不安でした。
でも繰り返し経験する中で、
- おやつを食べるタイミング
- 動画を見る時間
- 落ち着きやすい過ごし方
が少しずつ分かるようになりました。
一番成長を感じたこと
1歳半〜2歳頃は、
- 奇声
- 癇癪
- デッキで1時間抱っこ
という日もありました。
それでも経験を重ねた今では、
「今日は新幹線でお出かけする日」
ということを理解できるようになり、以前より落ち着いて乗れるようになっています。
発達障害のある子どもとの旅行は、スモールステップの積み重ねが大切だと実感しています。
飛行機でパニックになったら?
どれだけ準備していても、パニックを完全に防げるとは限りません。
だからこそ、「どう対応するか」を考えておくだけでも安心につながります。
客室乗務員さんへ相談する
一人で抱え込まず、早めに相談することも大切です。
わが家の場合は、ひなたは親以外が介入すると逆に興奮してしまうことがあります。
そのため、
「子どもの対応は親が行うので、周囲へのフォローをお願いしたい」
と伝える予定です。
子どもを安心させることを最優先に
パニックのときは、叱るよりも安心できる声掛けを大切にしたいと思っています。
「大丈夫だよ。」
「ママがいるよ。」
そんな一言が、子どもにとって安心につながることもあります。
落ち着いたら周囲へ一言
状況が落ち着いたあとで、
「ご迷惑をおかけしました。」
と伝えられれば、お互いに気持ちよく過ごせることもあると思います。
もちろん、無理に伝える必要はありません。
状況に応じて判断すれば十分です。
よくある質問(FAQ)
Q1. 発達障害の子どもでも飛行機に乗れますか?
もちろん乗ることはできます。
ただし、発達障害の特性は一人ひとり異なるため、必要な配慮や準備も変わります。
わが家では、自閉スペクトラム症(ASD)と知的障害のある息子との飛行機旅行に向けて、新幹線で長距離移動の練習を重ねています。
お子さんのペースに合わせて、少しずつ経験を積むことが大切だと感じています。
Q2. 飛行機に乗る前に、一番大切な準備は何ですか?
私が一番大切だと思うのは、「子どもに合った準備」をすることです。
例えば、
- お気に入りのおもちゃを持って行く
- 好きな動画をダウンロードしておく
- 飛行機に乗る流れを事前に伝える
- 航空会社へ相談しておく
など、お子さんの特性に合わせて準備することで、不安を減らせる可能性があります。
Q3. パニックが心配な場合は、航空会社へ事前に伝えた方がいいですか?
はい、不安がある場合は事前相談をおすすめします。
航空会社によっては、
- 優先搭乗
- 空港内でのサポート
- 当日の配慮
などを案内してもらえることがあります。
わが家でも、飛行機に乗るときは事前に相談する予定です。
Q4. 飛行機に乗る前に練習できることはありますか?
おすすめなのは、新幹線などで長時間移動を経験してみることです。
もちろん飛行機とは環境が違いますが、
- 長時間座る
- 周りに人がいる
- すぐに降りられない
という点は共通しています。
わが家も新幹線で少しずつ経験を積んだことで、親子ともに自信につながりました。
Q5. 飛行機に乗るときにあると便利な持ち物は何ですか?
お子さんによって異なりますが、わが家が準備したいと考えているものは、
- タブレット
- イヤーマフ
- お気に入りのおもちゃ
- お菓子
- 飲み物
- 着替え
などです。
詳しくは、こちらの記事で実際に準備した持ち物を紹介しています。
Q6. 自閉症の子どもは飛行機が苦手ですか?
一概に「苦手」とは言えません。
自閉スペクトラム症(ASD)のある子どもでも、飛行機が好きな子もいれば、大きな音や環境の変化が苦手な子もいます。
大切なのは、「自閉症だから飛行機は無理」と決めつけるのではなく、お子さんの特性に合わせて準備をすることです。
わが家も、少しずつ経験を積み重ねながら、いつか家族でハワイ旅行に行くことを目標にしています。
まとめ
発達障害のある子どもとの飛行機旅行は、不安があって当然です。
わが家もまだ飛行機には乗っていません。
だからこそ、今できる準備を少しずつ進めています。
新幹線で長距離移動を経験したことで、
「少しずつ慣れていけば、きっと飛行機にも挑戦できる日が来る」
そんな希望が持てるようになりました。
焦らず、お子さんのペースに合わせながら、一歩ずつ経験を積み重ねていけたらいいですね。
いつか、皆さんの家族旅行が素敵な思い出になりますように。
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