発達障害のある子どもを連れてハワイ旅行を考えていると、
「長時間の飛行機、ちゃんと過ごせるかな?」
「少しでも過ごしやすい機材を選びたい」
「ANAのフライングホヌって、子連れにはどうなんだろう?」
と気になりますよね。
この記事は、発達障害や多動傾向のある子どもとのハワイ旅行を考えているママ・パパに向けて、ANAのフライングホヌに実際に搭乗した体験をまとめたものです。
今回は、母とのハワイ下見旅行でフライングホヌに搭乗しました。
そのため、この記事は「発達障害のある子ども本人が実際に搭乗した体験」ではありません。
「実際に乗ってみて、発達障害のある息子を連れて行くなら、どこがメリットになりそうか?」
という、親目線でレビューしています。
カウチシートや座席の広さ、子連れの多さ、モニターなど、長時間フライトを考えるうえで気になったポイントをまとめました。

ANAフライングホヌとは?
ANAのフライングホヌは、ハワイ路線で運航されている大型機「Airbus A380」です。
2階建ての大きな機体で、ハワイらしいウミガメをモチーフにしたデザインも特徴。
「ラニ」「カイ」「ラー」という名前が付いた3機があり、それぞれ機体の色も異なります。
今回、私が実際に搭乗したのもこのフライングホヌです。
一般的な飛行機よりもかなり大きな機体なので、搭乗前から「どんな感じなんだろう?」と楽しみにしていました。
実際に乗って感じた!子連れに嬉しかったポイント
ここからは、実際に搭乗して「子連れ旅行なら、このあたりは助かりそう」と感じたポイントをご紹介します。
カウチシートがあるのは大きなメリット
フライングホヌには、機体後方に「ANA COUCHii(ANAカウチ)」というシートがあります。
隣り合った座席のレッグレストを上げることで、3席または4席分をベッドのように利用できるシートです。
追加料金はかかりますが、長時間のフライトで「横になれる」という選択肢があるのは大きいですよね。
特に、
- 長時間座っているのが苦手
- 同じ姿勢を続けるのがつらい
- 飛行機の中で眠ってほしい
という子どもの場合、座ったままよりも体勢を変えられることが負担軽減につながる可能性があります。
我が家は、ひなたのほかにまだ赤ちゃんの次男もいるため、家族で横一列を広く使えるカウチシートはかなり魅力的に感じました。
ただし、カウチシートだから自由に動き回れるわけではありません。
あくまで「座席を広く使える」「横になれる」というメリットなので、動きの多い子の場合は、機内での過ごし方も別に考えておく必要があります。
子ども連れが多く、心理的に少し楽だった
搭乗前にゲートで待っていると、子ども連れの家族がとても多い印象でした。
赤ちゃんから、小学生・中学生くらいの子どもまで、さまざまな年代の子どもがいました。
実際に機内に入ってみると、カウチシートもほぼ埋まっている状態。
家族ごとに横一列を使っているような印象でした。
私自身、子ども連れが多いことで、
「もし子どもが騒いだらどうしよう」
「周りの人に迷惑をかけたらどうしよう」
というプレッシャーが少し軽くなりました。
消灯後には赤ちゃんの泣き声も聞こえてきましたし、子どもたちが楽しそうにしている様子も見えました。
もちろん、子どもが多いからといって、発達障害のある子ども全員が過ごしやすいとは限りません。
人の多さや機内のざわつきが刺激になる子もいます。
それでも、「子連れが珍しくない環境」というだけで、親側の心理的な負担が少し軽くなることはあると感じました。
普通のエコノミー席でも、ゆったり感じた
今回は母との下見旅行だったため、カウチシートではなく普通のエコノミー席を利用しました。
実際に座ってみると、全体的にゆったりしていて、圧迫感が少ない印象でした。
これまでJALやデルタ航空にも乗ったことがありますが、私自身は今まで乗った中で一番広く感じました。
もちろん、座席の感じ方には個人差があります。
ただ、長時間のフライトでは、
「少し姿勢を変える」
「足を動かす」
「体勢を調整する」
といった小さなことでも、過ごしやすさにつながります。
そのため、座席まわりに余裕があることは、子どもとの長時間フライトを考えるうえでメリットだと感じました。
大きなモニターとキッズ向けコンテンツがある
フライングホヌは、座席のモニターが大きく、子ども向けのコンテンツも用意されていました。
長時間のフライトでは、
「暇になったらどうしよう」
という心配がありますよね。
動画や子ども向けコンテンツを利用できれば、飛行機の中で「やることがない時間」を減らすことができます。
ただし、ここは発達障害のある子どもの場合、メリットにもデメリットにもなり得るポイントだと思います。
我が家のひなたの場合も、実際にどの程度使えるのか、逆にずっと画面に夢中になってしまうのかは、まだ分かりません。
そのため、
「モニターがあるから安心」
ではなく、
「使える選択肢のひとつが増える」
くらいに考えておくのが良さそうです。
発達障害の子どもとの相性は?特性によって考えたい
実際に搭乗してみて感じたのは、
フライングホヌが発達障害の子ども全員に向いているわけではない
ということです。
子どもの特性によって、メリットになる部分と注意したい部分が変わると思います。
| 子どもの特徴 | フライングホヌとの相性 |
|---|---|
| 長時間同じ姿勢が苦手 | ○ |
| 姿勢を変えたい・足を伸ばしたい | ○ |
| 広めの座席の方が落ち着く | ○ |
| 子ども連れが多い方が安心できる | ○ |
| 人が多い場所が苦手 | △ |
| 音や人の動きなど刺激に敏感 | △ |
| モニターから切り替えるのが苦手 | △ |
| 自由に動き回りたい | △ |
※あくまで今回の搭乗体験から、私自身が感じた目安です。
長時間座るのが苦手な子にはメリットがありそう
フライングホヌの大きさやカウチシートは、
「ずっと同じ姿勢でいるのが苦手」
という子にはメリットになりそうだと感じました。
特にカウチシートなら、横になったり足を伸ばしたりできるため、長時間のフライトでの負担を少し減らせる可能性があります。
人や音などの刺激に敏感な子は注意
一方で、大型機だからこそ、
- 人の多さ
- 機内のざわつき
- 人の出入り
- モニター
- 機内アナウンス
など、さまざまな刺激があります。
刺激に敏感な子の場合は、
「大型機だから快適」
とは一概には言えません。
イヤーマフやヘッドホンなど、普段から使い慣れているアイテムを準備しておくと安心です。
切り替えが苦手な子はモニターにも注意
モニターや動画は、長時間フライトの暇つぶしとして頼りになる一方、
「終わりにする」
ことが難しくなる場合もあります。
特に、普段から動画やタブレットの終了時に切り替えが難しい子なら、
- いつ使うのか
- どのくらい使うのか
- 終わった後に何をするのか
を、できる範囲で事前に考えておくと安心です。
「飛行機に乗ってから、その場で考えよう」とすると、子どもの状態によっては難しくなるかもしれません。
実際に乗って感じた注意点・気になったところ
もちろん、良いところばかりではありません。
大型機なので人の多さは覚悟しておきたい
フライングホヌは大型機なので、搭乗する人も多くなります。
そのため、
- 搭乗時
- 降機時
- 機内での移動
など、人の動きが多くなる場面があります。
人混みが苦手な子の場合は、ここが負担になる可能性があります。
「大型機=必ず快適」と考えず、子どもの特性との相性を考えて選びたいところです。
カウチシートでも「自由に動ける」わけではない
カウチシートはかなり魅力的ですが、
「座席を広く使える=自由に動ける」
というわけではありません。
飛行機の中なので、安全面や周囲への配慮は必要です。
そのため、カウチシートを利用する場合も、
- 座席で遊べるもの
- 寝るためのもの
- 気持ちを落ち着けるもの
などを準備しておくと安心だと思います。
モニターは「助かる」と「刺激になる」の両方がある
これは、フライングホヌに限った話ではありませんが、子ども向けコンテンツが充実していることは、必ずしも全員にとってメリットだけではありません。
画面に強く引き込まれてしまう子なら、
「そろそろ終わり」
の切り替えが難しくなることもあります。
我が家のように切り替えが難しいタイプの場合は、事前に使い方を考えておきたいと感じました。
フライングホヌに乗るなら、事前準備も大切
今回、下見で実際に搭乗してみて感じたのは、
「機材を選ぶだけで安心できるわけではない」
ということです。
フライングホヌには、
- カウチシート
- ゆったり感じる座席
- 大きなモニター
- 子ども連れが多い環境
など、長時間フライトを助けてくれそうな要素があります。
ただ、機内で過ごすための準備も欠かせません。
我が家なら、特に
- 子どもが好きな動画や遊び
- イヤーマフ・ヘッドホンなどの刺激対策
- 飛行機の中で遊べるおもちゃ
- お菓子などの食べ慣れたもの
などを準備しておきたいと思っています。
「何を持っていけばいいか分からない」という方は、実際に飛行機移動を想定して準備した持ち物をこちらの記事にまとめています。
でも、それとは別に、
- 機内で何をして過ごすか
- 刺激が強くなったときどうするか
- 子どもが退屈したらどうするか
- モニターをどう使うか
なども考えておく必要があります。
フライングホヌに乗る前に!発達障害児との長時間フライト準備チェック
搭乗前に、我が家ならこのあたりを準備しておきたいと思っています。
- 子どもが過ごしやすい座席を考えた
- カウチシートが必要か検討した
- 機内で遊べるものを準備した
- 普段使っているイヤーマフ・ヘッドホンなどを準備した
- 子どもが好きなものを持ち込む
- モニターを使う場合のルールを考えた
- 「暇になったとき」の別の過ごし方も用意した
飛行機の中で実際に役立った持ち物については、こちらの記事で詳しくまとめています。
👉 発達障害の子どもとの飛行機で助かった持ち物15選 - 空港での待ち時間についても対策を考えた
特に最後の「空港での待ち時間」は、飛行機に乗っている時間だけを考えていると見落としやすいポイントです。
飛行機対策は、**搭乗中だけではなく「空港に着いてから飛行機を降りるまで」**をセットで考えておくと安心です。
空港での待ち時間や、子どもが落ち着かなくなったときの対策については、こちらの記事にまとめています。
👉 発達障害の子どもと空港どう過ごす?待ち時間・パニック対策
結局、フライングホヌは発達障害の子どもとの旅行におすすめ?
そもそも「発達障害の子どもを飛行機に乗せても大丈夫?」と不安な方は、飛行機移動そのものについて事前に調べた内容もまとめています。
👉 発達障害の子どもと飛行機は大丈夫?旅行前に調べた対策まとめ
今回、実際に搭乗してみた私の感想としては、
「長時間フライトの負担を少しでも減らしたい家庭なら、選択肢に入れてもいい機材」
です。
特に、
- 長時間同じ姿勢でいるのが苦手
- 少しでもゆったりした空間で過ごしたい
- 横になれる選択肢がほしい
- 子ども連れが多い方が心理的に安心できる
というご家庭には、メリットを感じやすいのではないかと思います。
一方で、
- 人混みが苦手
- 音や人の動きなどの刺激に敏感
- モニターからの切り替えが難しい
という子の場合は、フライングホヌを選んだうえで、さらに事前の対策が必要になりそうです。
つまり、
「フライングホヌだから大丈夫」ではなく、「我が子の特性に合うか?」で選ぶことが大切
だと感じました。
まとめ|フライングホヌは「機材選び+事前準備」で活かしたい
発達障害のある子どもとの飛行機移動は、
「長時間、ちゃんと過ごせるかな……」
と不安になりますよね。
今回、母との下見旅行で実際にフライングホヌに乗ってみて感じたのは、子連れでの長時間フライトを考えるうえで、嬉しい設備や環境が多い機材だということでした。
特に、
- カウチシートで横になれる
- 座席がゆったりしていると感じた
- 子ども連れが多く、親側の心理的な負担が少し軽かった
- 大きなモニターなど、機内で過ごすための選択肢がある
という点は魅力的でした。
一方で、
- 大型機ならではの人の多さ
- 機内の刺激
- モニターからの切り替え
など、子どもの特性によっては注意したい部分もあります。
だからこそ、
「どの飛行機なら我が子が過ごしやすいか?」
を考えながら、座席や機内での過ごし方まで事前に準備しておくことが大切だと思います。
今回は下見でしたが、実際にひなたとハワイへ行くときには、今回の体験を活かして、少しでも安心して過ごせるように準備していきたいと思っています。
同じように、
「発達障害のある子どもを連れて、ハワイに行ってみたい」
「長時間の飛行機が心配」
と悩んでいるママ・パパにとって、この記事が少しでも座席や機材選びの参考になれば嬉しいです。


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